機械修理・メンテナンスの種類

予防保全

予防保全(PM:Preventive Maintenance)は未然に故障を防止するための活動です。
故障する前に行う定期保全はとても大切であり、あまり難しい事ではないのですが、症状が出ていないだけに忘れてしまいがちなものです。
一度の失念では大きな影響は出ないかもしれませんが、繰り返してしまうと給油不足などで軽度の故障が始まります。
軽度のうちに故障に気づくことも予防保全の一つになりますが、この現象をさらに見逃してしまうようなことがあると重大な故障に繋がります。
点検・診断・初期段階の不具合調整は、難易度の高いものとは限りませんのでお客様が自ら行われることをお勧めしますが、茂呂製作所がその作業の指導や補助をさせていただくことは可能です。

より強い安心感をご要望の場合には、もちろん茂呂製作所におまかせください。
日頃から大切にしている機械設備に対して当社に任せていただくことで、故障を未然に防ぐ・軽度な故障のうちに対応する=長時間の生産ストップがなくなり、余計な経営資源の流出が抑えられます。
ぜひ定期保全からおまかせください。

緊急対応(事後保全)

本来はあってはならない突発的な機械の故障です。
緊急を要することが多く、かつ故障の度合いも重度であることが多くなります。
その結果、長時間の生産ストップにより素材や仕掛品の廃棄、人件費のロスはもちろん、受注品の納品が遅れてしまうことで、依頼者様からの信頼の失墜による損失は想像を絶するものとなります。
茂呂製作所は多くの大手企業様を含めた生産工場様との関わりから、その重大さを教えていただいてきました。

その問題を少しでも早く解決できるようにすることに注力し、技術力アップ・技能の継承・様々な道具類の開発や初動対応の早さを追求して、常に様々な工夫をしてきました。
そして緊急対応を継続してきた結果、交換部品を自社で保有することにもなりました。
「部品が無いことで修理ができない事態」を回避できた事例も沢山あります。

緊急対応は、茂呂製作所にとっても損失につながる恐れがあります。
それまで行っていた業務を止めて出動し、戻って再開するだけでも目に見えないロスが発生します。

技能継承のために投資も必要です。常に専門の人員を配置しておくのは大変です。しかし迅速に修理をすることは欠かすことが出来ない仕事です。その突発的で重要な修理を茂呂製作所はやりがいを持って引き受けていきます!

生産再開を確実にするため、多め(予備)に資材を購入することによる雑費もかかります。
現場に到着して初めて認識することも多いため、作業効率が悪くなることもあります。
どうしても高額になりますが、ご理解いただいた上で対応させていただいており、この機会に定期的な予防保全の重要性をご案内しています。

改良保全・保全予防

茂呂製作所は故障した機械を部品交換などで安易に直すだけでなく、「なぜ故障したのか」を大切に考えています。
故障が起こりにくい設備への改善や延命の対応をいたします。
また設備の設計変更をして、保全が少なくなるように設備を改良したり、消耗部品の交換を容易になるよう改良したり、メンテナンスフリーにしたりすることも可能です。

オーバーホール

機械は老朽化により精度が低下し、新品購入時の精度表の許容値からはずれていきます。
その機械を分解・点検・劣化部品の更新を行って新品の性能に復元するのが、オーバーホールです。
茂呂製作所では、メーカー様がメンテナンスを終了して劣化部品の供給が途絶えた場合でも対応可能です。
長年の経験で得た知見からメンテナンスを実施し、さらに劣化部品については弊社工場で同様の部品を製作することで、メーカー様と同レベルのオーバーホールを完了することが可能です。

オーバーホールのメリット

  • 新規の設備投資に比べて安価に設備を蘇らせることができる
  • 従来の使い慣れている機械で作業を継続できる
  • 古い機械ならではの機能や剛性の高さを活かせる
  • 愛着ある機械を長く使い続けることができる(愛社精神)
  • 工場(企業)の歴史を残すことができる
  • 新しい機能の追加(改造)が比較的容易にできる
  • 新規設備導入と比較して、仕様決定から導入、生産安定期間が半分程度で実現可能
  • アフターフォローの迅速さで生産停止時間の短縮が図れる

レトロフィット

オーバーホールでの精度・機能の復元に加え、NC装置交換などの機能追加により、最新鋭の機械にチューンアップすることができます。

茂呂製作所では、長年のレトロフィット実績からお客様に最適のレトロフィットを提案させていただきます。

レトロフィットのメリット

  • 新品購入に比べてコストメリットが高く、設備の合理化ができる
  • 生産工程の技術革新に合わせて、自動化・省力化・高能力化できる
  • 使いなれた機械をチューンアップして、高付加価値の機械にリニューアルできる

レトロフィットの流れ

  1. オーバーホールでの復元
  2. 装置への付加価値・NC化・NCリプレイス・NC部品更新

電気関連・NCリプレイス

  • NC(数値制御)がついていない機械をNC化する
  • 旧型NC装置を最新鋭のNCに交換する「NCリプレイス」
  • 既存機械にないカスタム画面をタッチパネルで新規作成する
  • 制御盤:リレーシーケンス回路からPLCに変更し、タッチパネル操作に変更する
    変更可能PLCメーカー:三菱電機、オムロン、キーエンス

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ありがとうございました。
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