【食品工場】餡送り機の修理

依頼の経緯

食品工場様より、餡(あん)を送るための機械である「あんこ送り機」の修理依頼を受けました。

依頼はホームページを通じていただきましたが、機械が停止してしまい、生産を手作業で行わなければならない状況が続いているとのことでした。

今回の機械は、メーカー、型式、製造番号などが不明でした。

故障の状況と原因

機械の調査を行った結果、以下の状況と原因が判明しました。

  • 現状
    機械は完全に停止しており、手作業で生産を行っている状態でした。
  • 不具合内容
    内部のプレートが歪んでおり、無理に回転しようとした結果、回り止めのボルトが折れてしまったことが判明しました。
  • 発生時期
    1か月前から
  • 対策
    プレートとウォームギヤの新規作成、および回り止めボルトのタップ開け

修理の方針

故障原因が特定されたため、次のような修理方針を立てました。

  1. プレートの新規作成
    歪んでしまったプレートを新規に製作し、交換します。
  2. ウォームギヤの作成と交換
    機械内部のウォームギヤも新規に製作し、交換します。
  3. 回り止めボルトの交換
    折れてしまった回り止めボルトのタップを開け直し、新しいボルトを取り付けます。

修理の過程と結果

内部のプレートの歪みにより、回り止めのボルトが折れていることが確認されました。

この状態では機械の動作が完全に停止しており、生産が大きく滞っていました。

急ぎ対応するために部品製作を社内で行うなど、弊社の強みを生かしつつ修理にあたりました。

修理は以下の手順で進めました。

  1. プレートの新規作成と交換
    歪んだプレートを新規に作成し、機械内部に取り付けました。
  2. ウォームギヤの作成と交換
    新しいウォームギヤを製作し、機械に取り付けました。
  3. 回り止めボルトの交換
    タップを開け直し、新しいボルトを取り付けて固定しました。

修理完了後、あんこ送り機は再び正常に動作するようになりました。

生産が手作業から機械による自動化に戻り、効率的な生産が再開されました。

まとめ

お客様からは「機械が再び正常に動作し、生産がスムーズに進むようになりました」とのご感想をいただきました。

機械の修理を通じて、業務の効率が大幅に改善されたことにご満足いただけました。

最後まで読んでいただき
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