【破砕機】安全対策 ロープスイッチ追加

段ボール製造業様から、安全対策の相談を受けました。
安全対策を強化したいとのことでした。

対象となる機械は「破砕機」で、ゴミを破砕するための機械になります。
メーカーや型式、製造番号など不明でした。

現状の問題点と依頼内容

破砕機には非常停止スイッチが付いていますが、緊急時に押し辛い可能性があるため、作業者が手を伸ばせる範囲で安全に操作できるロープスイッチの追加を依頼されました。

対策の方針

作業者の手の届く範囲にロープを張り、非常停止できるようにロープスイッチを設置しました。

この対策により、左右どちらからでも簡単に緊急停止が可能になります。

作業前の状況

矢印部分から廃棄物を入れていきます。

作業者は破砕機の両サイド、青丸部分で廃棄物を投入します。

非常停止スイッチの操作が緊急時に難しい可能性がありました。

作業結果

ロープスイッチ本体を機械に取付。
ステーは自作。
ロープ受け部を機械に取付。
ステーは自作。
非常停止スイッチの間にロープスイッチを噛ませる。
左右どちらからでもロープを引くことができ、緊急停止が容易になった。

まとめ

今回の対策により、破砕機はより安全に使用できるようになりました。
作業者が緊急時に迅速に対応できる環境を整えることで、労働災害のリスクを低減することができます。

今後もお客様の安全を第一に考え、適切な対策を提案してまいります。

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