【社長の独り言】(インターンシップについて)

茂呂製作所とMoroThailandは、1年間に2社合計で20人ほどのインターシップを受け入れています。

出前指導

インターンシップの目的とは、以下のような説明がありました。

インターンシップとは、就業体験を通じて、仕事や企業、業界、社会への理解を深めることができる制度のこと。

数日間のものから1カ月以上にわたる長期のものまで実施期間はさまざまですが、社会に出る前にビジネスの現場を体感できる機会になります。

リクナビ就活準備ガイド2024引用

インターンシップの目的

①入社したい企業の体験

これについては就職のミスマッチを避けるために、私はどんどん取り入れるべきだと思います。
会社も入社して欲しい人材に来てもらうのですから、指導にも熱が入りますね。

そして何よりも会社の良いところだけではなく悪いところも見てもらえるのは、入社後に「こんなはずじゃなかった」なんてことも避けられます。

インターン中に企業案内や就業規則の説明もできるし、社風を知ってもらうこと、ルールやマナー指導等も行えます。

大手企業ではこれを当たり前にやっていると思いますので、中小企業であっても内定後は直ぐにインターンに来れる(受け入れる)体制作り必要だと思います。

②企業と共同して開発をする

茂呂製作所は「創る」会社なので、新しいアイデアや発想を必要としています。少し凝り固まり気味の技術者には良いカンフル剤になります。

また、中小企業としては自社製品を持ちたいと思うのは当たり前(?)ですので、学生さんのお力を借りて・・・少し贅沢なインターンシップを受け入れられる形だと思います。

③社会体験(働く体験)

これはリクナビさんのガイドにもある項目です。

「働く体験をさせてあげる」と、会社側は横柄なくらいが丁度良いと思います。

インターンで来た学生さんなどをお客様扱いして、勘違いして終わらせてしまうのは絶対に間違い!

社会の厳しさ、我が社の悪いところを知ってもらい、良ければそれをフィードバックしてもらい、会社の改善に役立ている良い意見として受け取れば、これもまた会社にとってメリットがあります。

ちなみにMoroThailandでは、従業員とインターンを1:1にして従業員には「インターンさんには何させても良い、あなたが困ったことをやらせれば良い、部下だと思って扱って」としか伝えません。

日本のインターンシップは短すぎる!

インターン生に旋盤加工を教える

MoroThailandで受け入れさせてもらっているインターンは大学生で上記③の内容を基本目的としています。

卒業するための必須単位でもあり、最後のころにとる単位であるので卒業間近の学生が多く、期間も6ヵ月と長いです(上記①の目的であることもありますが)。

その結果、そのまま入社してくれる学生もいたり、入社してくれると辞めることなく頑張ってくれます。
まさにミスマッチを避けていますね。

それに対して日本のインターンの殆どは、3日間とか長くても1週間程度です。覚え始めたころ、慣れてきたころ、会社側も担当者も熱が入りだしたころには終了です。

「少しでも経験させてあげたい!」と思う技術会社である茂呂製作所は、余計な力が入ってしまったり、不完全燃焼であったり・・・。

10年ほど前から学校や行政側に「こんな短期間では何もできない!勿体ない!」とお伝えしているのですが、一向に変化はありません。
むしろインターンが無くなっている気もします。

先日、久しぶりに工場見学会がありました(このことはまた追ってブログに書かせてもらいます)。

その時に引率されてきた先生は「詰め込み教育も限界、何もする余裕がない」と嘆いていました。時間に追われて帰っていくその後ろ姿に、同じく悲しくなりました。

余裕の無い日本の業界も学校も若者も・・・大丈夫だろうか!?

いつでも受け入れ可能です!

茂呂製作所には敷地内に寮もあります。

少し矛盾しますが、ちょっとした体験であってもインターンであっても、常時・随時、受け付けさせていただきます!
むしろ大歓迎です!!

未来ある若者のために一肌脱ぐのが、企業の共通する社会的使命だと思います。

茂呂製作所は皆様を常に歓迎します!

遠慮なくお問い合わせください!

 

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