【金属屋根製品製造】大型機械ブレーキ修理
依頼の経緯
金属屋根製品を製造・販売する企業様より、大型機械のブレーキが急に効かなくなったため、修理の依頼を受けました。
このブレーキは金属板を切断するスリッター機に取り付けられており、作業の安全性に直結するため、早急な修理が求められていました。
機械について
- 名称:スリッター
- 用途:金属板を正確に切断する機械
- 現状:ブレーキは作動するものの、効きが悪くなっている状態
故障の状況と原因
機械の調査を行った結果、以下の不具合が確認されました。
- 現状
機械は動作していますが、ブレーキがかかりにくい状況です。 - 不具合内容
ピストン部分の破損および油漏れが原因で、ブレーキパッドがほとんど動かず、ブレーキオイルも汚れ、砂状のゴミが混入している状態でした。 - 故障の原因
経年劣化による部品の摩耗と、ピストンの破損が原因です。
修理の方針
故障原因が特定されたため、以下の修理方針を立てました。
- ブレーキ本体の交換
ピストン単体の修理が不可能なため、ブレーキ本体を新品に交換します。 - ブレーキオイルの交換
汚れたオイルを交換し、エア抜きを行います。 - 動作確認
ブレーキの効きが正常に戻るかどうかを確認します。
修理の過程と結果
修理前のブレーキは、油漏れが発生し、パッド部分が油で濡れていました。
また、継ぎ手部分からは油漏れは確認されませんでしたが、ピストン動作が不安定なため、ブレーキの効きが弱くなっていました。
修理は以下の手順で進めました。
- 旧ブレーキ本体の取り外し
劣化したブレーキ本体を取り外しました。 - 新品ブレーキの取り付け
新品のブレーキ本体を取り付け、ブレーキオイルの交換とエア抜きを行いました。
修理完了後、ブレーキの効きが復旧しました。
新品のブレーキ本体によって、機械は再び安全に動作する状態になり、作業の効率が向上しました。
お客様の声
お客様からは「ブレーキが元通り効くようになり、作業が安全に進められるようになりました」とのご感想をいただきました。
ブレーキ本体の交換による安全性の向上に大変ご満足いただけました。