【スイッチ交換】ベルトグラインダー修理

依頼の経緯

製造業の業者様より、ベルトグラインダーが電源を入れても動作せず、うなり音がするとのことで修理の依頼を受けました。

このベルトグラインダーは、金属の研磨作業に使用される重要な機械です。

機械について

名称ベルトサンダー
メーカー日立工機株式会社
型式BGH-100
製造番号E25080
用途金属等の研磨

故障の状況と原因

機械の調査を行った結果、以下の状況と原因が判明しました。

  • 現状
    ベルトグラインダーは動作せず、スイッチをオンにしてもうなり音がするだけで、モーターが回らない状態でした。
  • 不具合内容
    メインスイッチの接点フレームが経年劣化により破損し、スイッチ内部で断線が発生していました。
  • 発生時期
    数日前から
  • 対策
    同等の押しボタンスイッチと交換修理を行う

修理の方針

故障原因が特定されたため、次のような修理方針を立てました。

  • スイッチの確認
    スイッチのメーカや構造を確認し、断線箇所を特定します。
  • 部品の選定
    同じスイッチが入手困難なため、社内の在庫から同等品の押しボタンスイッチを用意します。
  • スイッチの交換
    新しいスイッチを取り付け、正常に動作するか確認します。

修理の過程と結果

修理前には、スイッチのメーカや構造を確認し、断線箇所を特定しましたが、同じスイッチの入手が困難であることが判明しました。

修理は以下の手順で進めました。

  • 破損箇所の確認
    スイッチ内部で断線が発生している箇所を確認しました。
  • 同等品の選定
    社内在庫から同等品の押しボタンスイッチを選定し、交換準備を行いました。
  • スイッチの交換と取付
    新しいスイッチを取り付けるためのプレートを製作し、スイッチを交換しました。

修理が完了した後、ベルトグラインダーは正常に動作し、スイッチの入切りもスムーズに行えるようになりました。これにより、金属の研磨作業が再び安全かつ効率的に行える状態となりました。

写真

スイッチメーカーを確認。同じスイッチが入手可能か調査。
スイッチの構造確認。
スイッチの導通を確認。破損箇所の確認。
入手困難なため社内の在庫から同等品を用意。
取付位置の確認。
プレートを製作して取り付け、スイッチの入切りを確認。

まとめ

お客様からは、「ベルトグラインダーが正常に動作し、研磨作業がスムーズに進むようになりました」とのご感想をいただきました。

製造業務が効率的に進むようになり、大変ご満足いただけました。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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