2024.09.17

【運送業】ドライブモータ修理

コンベアベルトを動かすサイクルドライブモータが動かなくなったため、修理の依頼がありました。

故障の状況と原因

モータは全く動作しない状態です。
コンベアを稼働させていたところ、モータが回らなくなりました。

緊急性はありませんが、早急に修理が必要です。

長年のメンテナンス不足により、モータ周りにホコリが蓄積し、熱が外に逃げられなくなりました。

その結果、冷却ファンが溶けて固着し、負荷がかかったためにベアリングが破損し、モータが動かなくなってしまいました。

モータ引き取り直後の状態は、ホコリやゴミが本体周りやコイル周りに蓄積し、部品も破損していました。

故障原因を特定した後、以下の手順で修理を進めました。

溶けて固着した冷却ファンを取り外し、新しい冷却ファンに交換しました。

破損したベアリングを取り外し、新しいベアリングに交換しました。

モータ内部および外部のホコリやゴミを徹底的に清掃しました。

清掃とベアリングの交換を行った後、カバーを取り付けて冷却ファンを後部に差し込み、修理を完了しました。

異音もなく正常に動作することを確認し、顧客先の予備部品として納品しました。

今回のドライブモータ修理作業は無事に完了し、正常な動作を取り戻しました。

今後も定期的なメンテナンスを行うことで、同様の不具合を未然に防ぎ、機械の長期的な安定稼働をサポートします。