工場内クレーンの点検業務を請け負います

クレーンを所持される事業者には、定期的なクレーンの点検が各種法令によって、1年以内ごとに年次点検、毎月の月次点検が義務付けられています。

参照 http://www.jcatokai.jp/3kousyuu/syousai/teikisyousai.html

なぜクレーンの点検が必要なのか(当社見解)

高所にある重量物で本体が落下した際などのリスクが大きい上に、重量物の搬送が前提なので懸架物の落下もリスクが大きいです。

すべて重大事故に直結するので定期点検は必要です。

なぜクレーンの自社内で点検をしたのか

茂呂製作所は機械修理をしている会社です。
そのため様々な工具道具を持っています。

点検業務を外注しようとしましたが、的確な業者様を見つける前に「自社で挑戦してみないか!?」となり、当社内エンジニアの力を活用して点検業務をテスト的にやってみることとしました。

今回点検したクレーン

自社内でできるの?

法令による資格はなく点検をする項目資料(定期自主検査表がネット上にある)があり、必要な工具や道具、高所作業車などがあればできます。

どんな手順だったか?

お客様であるクレーン製造メーカ―様の指導とインターネットでの検索でその方法、手順を知りえました。

使用に耐える判断基準の設定と点検表を作成し本体の点検、フレーム、レールの点検、電装系の点検を実施しました。

内容は以下のとおりです。

懸垂部に異常が無いか目視点検

電源ケーブル、リモコンケーブルの接続部に異常が無いか点検

漏電点検

移動時の異音の確認

レール端部の落下防止策の点検

ケーブルフックの状態確認

レール端部の落下防止プレートの確認

レールと基礎部分との接続部の確認

レールと基礎部分との締結状態の確認

レール端部の落下プレートの締結状態の確認

反対側の基礎部分とレールとの締結状態の確認

漏電の点検

漏電の確認

電圧の点検

リモコンケーブルの点検

過巻ストッパーが効いているか確認

チェーンの状態の点検

苦労したところはなにか?

チェーンブロックの点検の経験しかなく、使用可否の判断基準の匙加減がわかりませんでした。

厳しすぎれば使用不可能となる、甘すぎれば潜在的な危険を放置することになってしまうので、しっかり検討をして何度もやり直しては経験者に確認をながら作業をしました。

今後は最低限の点検を習慣として、使用者が自分でするようします。

大掛かりな点検を長期スパンで実施できるようになるので、最低限の点検について皆さんに周知ができればよいと考えています。

また点検をしなければいけないお客様がいれば、対応できるように経験値を上げて、安心安全を提供したいと思います。

クレーンの点検で他社のためにできることはなにか?その注意点は?

長期スパン(1年とか)の点検で、高所作業車を使うようなボルトの締結状態の確認や、メガテスタをー使用した漏電検査ができるかと思います。

注意点は客先で「絶対に事故を起こさない」「墜落、感電」などです。
安全第一作業です。

クレーンの点検を請け負います!

クレーン点検作業のご依頼は基本的にメールにて承っております。

修理等も可能な場合がございますので、お気軽にお問い合わせください!

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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