【自動折曲機の緊急修理】対応の報告
とにかくまずは出発
お客様より、薄板を連続で曲げ加工を行う生産装置が停止してしまい、直ぐに直して欲しいとの緊急メンテナンス依頼が入りました。
若干遠方のお客様でしたので、予想できる工具とセンサー類の在庫を車に積み込み、まずは出発しました。
早速拝見すると、排出工程でワークが無いのに排出できていないと判断しているようです。エラーのリセットを行い、再度数十分運転を行うと同様のエラーが出ました。
しかし、ワークはしっかり排出工程されています。
原因が判明
中々原因が掴めず、電気制御を行っているPLCの動作をノートパソコンでモニターしていたところ、再度エラーが出ました。
排出の際に、排出用エアシリンダーが動作しているのですが、シリンダ駆動信号を送った後、0.5秒以内に動作しないと排出エラーとなるようです。
そこで、排出用エアシリンダーとソレノイドバルブを確認しました。
はっきりと故障ではないようですがエアシリンダーの動作がスムーズではないようです。
これが原因で排出スピードが遅く、エラーと判断しているようです。