代表あいさつ
代表取締役社長 茂呂哲也より
これを読んでくださる皆様へ!
おかげさまで創業59年目(47期)を迎えることが出来ました
茂呂製作所は製造業に関わる全ての業界の皆様に対して様々なサポート、フォローをする中小企業ですが小さくとも強い職人集団です。
- 人生の最後までモノづくりに関われる企業へ!
- 日本一楽しく成長できる中小企業へ!
- 韮崎から世界へ!
の3つの合言葉を基に楽しみながら社員一同、日々頑張っております。
主業務である機械修理を担当するサービス部門では、他社が創った機械でも直してしまうプロがお客様のお困りごとに日々関わりながら、若い技術者を育てることを使命としております。
主に治工具や研究用試作部品を創る機械加工部門では手・目・耳・鼻を頼りに昔からの技能と最新に近いコンピュータ制御機器を活用して遣り甲斐のある仕事をしています。
他にも設計から施工までお客様の製造ラインを、時には産業用ロボットも使って自動化することもございます。
営業や管理は女性が中心!事務と言ってもモノづくりを学びそれに関わるので覚えることは沢山ありますが、当社の女性スタッフは成長感を日々感じて嬉しいと言ってくれています。
資源がない国、日本
資源がないから輸入する。
それをただ消費するだけではなく、そこから何かを創りだす。
価値を創って売ることが必要な国です。
10,000円の鉄の塊を1,000万円の車や工作機械などに換えて販売すること。
それができるから皆も国も成長して潤ってきたのに、創ることをやめてしまったように感じます。
それを出来るように努力もせず、技術を継承することもせず悪循環を繰り返しています。
茂呂製作所はモノづくりに貢献して技術者を育成し、適正な対価を支払うことで社員のやる気と安心を得て、継続して頑張ってくれる仕組みを作り続けます。
会社の想いを達成させるために
お客様には茂呂製作所を理解していただき、必要とされる会社になることが重要だと考えております。
まだ茂呂製作所を知らない未来のお客様には我が社の技術の凄さや挑戦する姿勢をご覧いただき、継続的なお客様になっていただけるようにしていかなくてはなりません。
コンプライアンスをしっかりと守った上でこれまでにないPRを重ね、末はALLジャパンの一翼を担い世界から必要とさせる企業へなりたいと思っております。
感謝申し上げます。恩は送るものとして次につなげます。
株式会社茂呂製作所は創業59年目(47期)を迎えました。
経営者とは、未来の姿を描き断固たる決意をした上で、見えない未来をも輝かせることをする人だと思っています。
私もそんな1人でありたいです。
しかし小粒でしかない茂呂製作所のみではその力は足りません。
今後も力強く進んでいくために、お客様や仕入れ先、日頃から協力して下さる多くの皆様のお力が必要です。
日々成長するために弛まぬ努力をしてくれている従業員と一丸となり精進して参ります。
育てて頂いたご恩返しをしながら、次に繋がっていく未来ある若者のために、社の長として歩みを止めることなく進んでいくことを決意し、ここに誓わせていただきます。
そう思うと多くの皆様には感謝することばかりです。
改めて御礼申し上げます。
「顧客の満足と同等の社員満足を作りたい!」
茂呂製作所が存続していくには顧客満足の追求は当たりまえです。
そしてその満足を実現するためには社員が満足していて幸せを感じている原点がないと成りたたないと思います。
良い仕事をする=楽しい仕事であり、遣り甲斐ある仕事=会社が永続できる。
私は技術者ではないので顧客満足を作りあげることは出来ないのでその原点である社員満足を最大限にして結果的にお客様に茂呂製作所に頼んでよかった!といって頂ける工夫をし続けます。
「国籍や男女の差別をなくしたい」そして「製造業で活躍する女性を増やしたい!」
性別や国籍に差はあります。
それを認め合い尊重し、高め合い支え合えればそれでよく、本来は気にすることでもなく、それを確認する必要もないことをベトナムやタイを中心とした海外生活で学びました。
しかし製造業=男性と言う場を長く見てきた私は、それを変えることで製造業の発展に寄与したいと思います。
そのためには茂呂製作所が率先して多くの雇用を生み出し、あらゆる人々が一緒に働き成長できる場を作りたいと思っています。
その一歩が世界平和へも繋がっていると信じています。
「茂呂製作所の強み」
茂呂製作所は先代のころから業界を問わず求められるモノ作りやサービス(修理や現場改善)に対して真摯に向き合いお客様が抱える問題の全てを何らかの形で解決してまいりました。
信じていただけないかもしれませんが全てです。
そこには好奇心や挑戦心、諦めない力と拘りの心という技術者に必要な能力が全て備わっており、常に新しい技術を取り入れる行動と基礎技術を繰り返すことで技能を高めているからです。
ここ数年は若手の育成に力を入れて平均年齢も若くなったことで馬力もあります。
タイ法人やベトナムとインドネシアで協業する現地ローカル企業との連携でコロナ禍でもお客様の困りごとに対応するオンライン機械修理に挑戦していることも他社には簡単に真似できない事だと思っています。
そしてモノ作りもサービスも何処よりも早くする納期日本一を常に目指して!
最新高機能の機械で何でも作ることが出来るようになり、AIで故障も予防できる時代になってきていますが、茂呂製作所の最大の武器は人間の考える力とアイデアを生み出す発想力です。
そして心と身体(技能)の人間力が最大の強みです。
「茂呂製作所の未来」
まず初めに新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が蔓延し、コロナ禍だから必要と改めて認識をしていただけたオンライン機械修理を中心に技能と技術を用いて、それを買っていただき、お客様と共に成長する事業モデルは、現在、拠点があるASEANだけでなく全世界に拡げることが可能だと思っています。
それを実現するためにも日本国内に点在する各社の修理技能を集約し、技術継承をしっかりやっていくことが当面の目標になります。
この技術を受け取る人材はたとえ教育を受けていなくとも、生まれた地がどこであろうとも、何処で生活をしていきたいかのなど、その全てを問いません。
事実、私も高校入学までの学歴しかなく、規模の小さなところに生まれたにも関わらず自らそこに居辛くし、英語も話せないのに6年以上も海外生活をしました。
その経験からモノ作りが好きな人、向上したい人、経営者になりたい人など想いをもってやり続ける人材を受け入れて活発な企業にしていきます。
株式上場などは致しませんが、そうではなくとも誰もが知る、誰もが入社したい思ってくれる企業になります。
少し強気で大きなことを申しましたが私自身がまだまだ発展途上であり、これまでの経歴上では信頼に足る人ではありませんが、ここに書き記すことで不退転の気持ちをもちたいと有言させていただきました。
そして最後に。
茂呂製作所は挑戦する集団です。
挑戦には失敗がつきものですが挑戦することで想像できない良いものをお客様に提供できる!それが茂呂製作所の創る最良の顧客サービスでもあります。
もちろん失敗をしない工夫をします。
失敗しても直ぐに取り返す準備をしておきます。
お許しいただけるなら1度の失敗は一緒に笑っていただき「次は頑張れ!」と共に歩んでいただければ幸いです。
関係各位の皆様にはさらなるご協力を頂きまして、共に繁栄できますよう切に願っております。
2024年7月15日
株式会社茂呂製作所
代表取締役社長 茂呂哲也