NO.9332

【飲食業】帯鉄加工機 電磁クラッチブレーキ交換事例 – 突発トラブルに対する即応修理で生産停止を回避

ご依頼の背景

別件の下見作業で現場を訪問していた際、帯鉄加工機の電磁クラッチブレーキの動作が不安定であるとのご相談を受けました。

確認したところ、装置はすでに動作不能の状態に近く、このままでは次回の生産稼働に間に合わない恐れがありました。

生産設備の中核を担う装置であったため、現場判断により緊急対応として修理を実施することになりました。

対象設備について

  • 設備名称:帯鉄加工機
  • メーカー:コマツ
  • 用途:樽に使用される帯鉄を加工する装置
  • 稼働状況:生産ラインで常時使用される重要設備

故障の状況

  • 動作状況:動作不可
  • 発生時期:不明(生産中に症状顕在化)
  • 緊急性:高(次回生産に間に合わせる必要あり)

装置自体は電源投入されているものの、駆動が伝達されず、加工動作が行えない状態でした。

故障原因の特定

分解調査の結果、以下の問題が確認されました。

  • 電磁クラッチブレーキ内部のクラッチプレート部が著しく摩耗
  • ローター部のピン穴が摩耗により変形
  • クラッチプレート側のピンも摩耗が進行
  • 一部部品が欠品状態

これらが重なり、クラッチの噛み合いが正常に行えず、動作不能に至っていました。

修理方針

今回は部分修理ではなく、電磁クラッチブレーキAssyの交換を軸に、周辺部品も含めて総合的に対応する方針としました。

主な作業内容

  • 電磁クラッチブレーキ Assy 交換
  • ベースプレートの加工
  • プーリー交換
  • スプロケット交換
  • Vベルト交換
  • 制御器交換
  • リレー増設(2点)

単体交換にとどまらず、再発防止と安定稼働を重視した内容です。

修理作業の概要

修理前

  • クラッチブレーキ内部部品の摩耗が進行
  • 駆動系にガタがあり、確実な動力伝達が不可能な状態
取り外した電磁クラッチブレーキAssy
筐体中央に見えているのがクラッチブレーキユニット
クラッチブレーキのローター
ピン穴が摩耗により変形している
クラッチプレートのピンが摩耗している

修理中

  • 電磁クラッチブレーキの取り外し
  • モーターおよび制御器の配線を再構成
  • リレーを追加し、制御系の信頼性を向上
電磁クラッチブレーキの取り外し
制御器及びモーターの配線を再結線
リレーの増設

修理後

  • 新品の電磁クラッチブレーキを取り付け
  • 駆動系全体を調整
  • 帯鉄加工機は無事に稼働再開
新規電磁クラッチブレーキ取り付け完了

修理結果

  • 帯鉄加工機は正常に動作を再開
  • 生産スケジュールへの影響を最小限に抑制
  • 駆動系・制御系ともに信頼性が向上

突発的なトラブルではありましたが、現場での判断と即応対応により、生産停止を回避することができました。

まとめ

生産設備のトラブルは「止まってからでは遅い」ケースがほとんどです。
茂呂製作所では、

  • 突発トラブルへの即応
  • 部品欠品・メーカー対応不可案件への柔軟対応
  • 単なる復旧にとどまらない再発防止提案

を強みとしています。

設備の異音・動作不良・不安定な挙動など、気になる点があればお気軽にご相談ください。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
ぜひ他のページも閲覧ください。

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