NO.8177

【農業】作業用台車の充電器修理事例:断線による充電不良と国内調達品への交換対応

ご依頼の背景

農業を行っているお客様より、「作業用昇降台車の充電ができなくなった」とのご相談をいただきました。

充電ができないと日々の栽培作業に支障が出るため、早急な修理対応が必要でした。

対象機械について

  • 名称:作業台車用専用充電器
  • メーカー:MicroPower(海外製)
  • 型式:オリジナル仕様
  • 用途:昇降式作業台車のバッテリー充電

故障の状況と原因

  • 現状:充電器が動作せず、台車が充電できない状態。
  • 発生状況:通常使用中に突然充電ができなくなった。
  • 緊急性:複数台の台車を交代で使用しているため、できるだけ早い復旧を希望。

故障原因

充電器の出力ケーブルが充電器本体からの出口部分で断線していることが確認されました。
金属疲労が進行していたことにより内部導線が切れており、通電ができない状態でした。

修理の方針と対応内容

海外製のオリジナル充電器はモールドタイプ(樹脂封止構造)のため、出力ケーブルのみを交換する修理は不可能でした。
そのため、今後のメンテナンス性や部品調達のしやすさを考慮し、国内調達可能な24V充電器への交換対応を行いました。

作業内容

  1. 故障充電器の取り外しと確認
    • 出力ケーブルの断線箇所を確認。
    • 本体を分解し、内部の通気口を点検。
  2. 防虫対策
    • 農場特有の環境下では、授粉用ミツバチが充電器内に侵入する事例があったため、通気口に金網を設置し、グルーガンで固定して侵入を防止。
  3. 新しい充電器への交換
    • オリジナルのワニ口クリップを切除し、台車専用プラグに交換。
    • 出力仕様を合わせ、24Vバッテリーに対応。
  4. 動作確認
    • 台車側で充電動作を確認。正常に通電し、充電ランプが点灯。
台車の充電プラグ
24Vの充電ができる充電器が必要
充電器出力ケーブルが劣化し断線していることを確認した

修理後の状態

  • 新しい国内製充電器で正常に充電可能となり、台車はすぐに使用再開が可能に。
  • ミツバチ侵入防止対策も施され、農場環境下でも安心して運用できる状態となりました。
授粉用のミツバチが侵入してしまう対策のため、分解し内部を確認
網を用意して、通気口に、グルーガンで固定し侵入を対策
充電器オリジナルのクリップを切除して台車用のプラグに交換して完了

まとめ

お客様から「国内で部品が入手できるようになり、今後も安心して使える」とのご評価をいただきました。

今回の対応により、海外製機器でも適切な代替対応で迅速に復旧できることを実証する事例となりました。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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