NO.2603247

検反機 ベアリング交換|異音・発熱の原因となったベアリング不良を緊急対応

フィルム検査工程で使用されている検反機において、異音と発熱による設備停止トラブルの修理対応を行いました。

生産工程に直結する設備のため、迅速な復旧が求められる案件でした。

ご相談の背景

「検反機から異音と発熱があり、動かなくなってしまった」とのご連絡をいただきました。

メーカーにも問い合わせをされていましたが、すぐの対応が難しいとのことで、当社で対応可能であればすぐに復旧してほしいというご要望でした。

現場の状況としては、設備が停止しており、生産工程に影響が出ている状態でした。

機械情報

  • 機械名:自動欠点検出器付片面検査巻返機(検反機)
  • メーカー:萩原工業株式会社
  • 型式:RSS-108l-1300
  • 用途:フィルム製品の検査・巻取り

現状の状況

  • 動作:停止(不可動)
  • 不具合:異音および発熱
  • 発生タイミング:稼働中
  • 緊急性:高(生産影響あり)

原因の特定

メーカーの見立ても踏まえ調査を行った結果、巻返し部のベアリング不良が原因と判断しました。

実際に分解して確認すると、スラストベアリングが固着しており、回転不良によって異音および発熱が発生していました。

なお、ベアリング軸自体には大きな損傷は見られませんでした。

対応内容

巻返し部のベアリングをすべて交換し、あわせて関連部品の整備を実施しました。

  • 巻返し部ベアリング一式交換
  • 駆動ベルト交換(お客様要望)
  • ベルト張り調整
  • 電磁ブレーキ隙間調整

メーカーサポートを前提としつつ、現場対応で復旧を行っています。

修理前

巻返部分解前(カバーは外れている)
後方から見た画像
電磁ブレーキが見えている
前方から見た画像
先端にロール状の印刷物が入る

修理中

分解した巻返部
固着したベアリングが見える
旧ベアリングと新品ベアリング
スラストベアリングが固着している
ベアリング軸に異常はなし

修理後

ベアリング交換後、巻返部復旧
ベルト交換、電磁ブレーキ隙間調整
修理完了した巻返部
動作確認
異音、発熱は事を確認

まとめ

今回のように、ベアリングの劣化や固着は、異音や発熱として現れ、そのまま設備停止につながることがあります。

特に回転系の設備では、初期段階の違和感を見逃さないことが重要です。

茂呂製作所では、メーカー対応が難しい場合でも、現場での判断と技術力により迅速な復旧対応を行っています。

「異音がする」「熱を持っている」
そんなサインが出た際は、早めの点検をおすすめします。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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