豆腐プレス機の緊急修理

山梨県にある豆腐製造会社様からのご依頼です。

お豆腐を成形する過程で使用されるプレス機が故障してしまったようです。
茂呂製作所の会長が昔お伺いしていたことを覚えてくださっていたようで、今回のご依頼に繋がりました。

故障したプレス機は木綿豆腐の水分を切るための機械です。

今回修理した豆腐プレス機の装置全体

状況確認

お預かりした機械を見てみると、油圧シリンダーの軸受部分が錆びて腐食し、破損していました。
相当傷みが大きいですが、使いなじんだ機械を使い続けたいというご要望ですので、何とか復旧できるように考えてみます。

破損した油圧シリンダー軸受部分

本来ならば、下図のように架台が上昇して豆腐をプレスするのですが、破損のせいでシリンダーがうまく架台を上げられず、プレスできなくなったようです。

豆腐プレス機の正常時と破損時の比較図

具体的な年式は不明ですが、相当古い機械でした。

使用後に拭くかエアーブローで乾かすと良いのですが、実際この故障を防止するのはなかなか難しく、サビに強いステンレスでも鉄の一種なのでどうしても経年劣化で錆びてきてしまいます。

翌日には大量の厚揚げを作らなくてはいけないとのことで、納期は当日。
早速作業に取り掛かります。

作業工程

まずは、破損した軸受けのアングル材を撤去し、新しいチャンネル(溝形鋼)を溶接します。

板厚が約2倍の補強を追加したので、より頑丈になりました。

豆腐プレス機の補強方法
補強材を溶接した油圧シリンダー軸受部分

シリンダー取り付け部分も社内で製作し、溶接して修理完了です。

社内で製作したシリンダー取り付け部品
修理後の油圧シリンダー軸受部分

お客様のご要望通り、当日中に納品。
翌日無事に厚揚げを製造できたようで、喜んでいただけました。

ご依頼から納品まで、下記のようなタイム感でした。
09:00 電話での要請
10:00 現地着
12:00 機械引き上げて会社着
    (移動しながら会社に材料の在庫確認及び材料選定)
20:00 社内にて修理完了
21:00 現地にて設置
22:00 作業終了


最後に、担当者から一言!

納期が当日というタイトな仕事でしたが、その日中に仕上げなければならないということで逆に燃えました。
部品製造部も有する茂呂製作所だからこそ実現できるスピードだと思います。

また、新品の機械を購入するのに比べると、概算ですが1/5の費用で復旧することができました。

緊急の修理・部品製作は、「納期日本一」を目指す茂呂製作所にお任せください。

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