コンベア付き包装機のメンテナンス(予防整備)

お客様が長年使っている食品用包装機のメンテナンスの依頼がありました。
基本的な機能は、小さな製品をコンベアで搬送し、製品をフィルムで包んだ後フィルムを切断する装置です。

具体的な内容は、以下のとおりです。

  1. 搬送コンベアシートの交換
  2. 切断刃の交換
  3. 各駆動部の点検と給油

今回は当社の製品ではなく、元メーカーが対応できないとの事で依頼となりました。
こういった依頼は、資料が無いため事前に訪問し、各部の部品型番や寸法をを調べ交換用の部品を手配いたします。
部品が揃い、お客さまの生産都合にあわせスケジュール調整をいたします。

さて交換当日です。
コンベアベルトの長さも事前に調べた通りピッタリとあってくれました。

心配だったのは切断刃の交換です。包むフィルムはとても薄いため、切断刃の隙間を狭くしなければいけません。
しかし、狭くしすぎると刃と刃が強く接触し、寿命が短くなります。
そのため、使用に差し支えないところぎりぎりまで隙間を大きくなるように調整いたしました。
といってもその隙間は0.1mmもありません。

お客様に切れ味も含め確認いただいたき業務終了となりました。

このように他の会社が作った装置でも、壊れる前の予防整備を引き受けることが可能ですのでお気軽にご相談ください。

PR委員会 F.M

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