遠隔技術指導 スマートグラス OJT

今年(2020年)2月からスタートしたスマートグラスを使った「遠隔サポート修理」。
実際に何度かサポートを行った結果をレポートいたします。

前回の記事はこちらです。
遠隔サポート修理 開始のお知らせ

遠隔サポートのメリット

想定していたもの、していなかったものがありますが、メリットをご紹介します。

作業時間の短縮

出張作業者は作業を続けながら、調べ物は本社のサポートスタッフが対応することができます。
作業の手を止めることなく調べものが並行して進行しますので、作業時間の短縮につながります。

録画機能で作業の正確性を担保

両手で作業を続けながら録画することが可能です。
作業後に疑わしいことが発生した場合には、作業工程を見直すことで正確に対応できていたかどうかを確認することが可能です。

経験の浅い作業者でも安心

社内の体制によっては、当然ながら経験の浅い作業者が現場に向かうこともあります。
その場合でも、経験豊富なスタッフから遠隔指導しながら対応することが可能なため、作業のクオリティの均一化を図れます。

改善点

実際に運用してみると気が付くこともあります。
これまでに改善した点・改善が必要な点を報告します。

バッテリーを携帯

スマートグラスのバッテリーは2時間程度しかもたないため、現場によっては作業途中で切れてしまうこともありました。
今はモバイルバッテリーを携帯し、長時間作業にも対応できるようにしています。

作業に集中

作業者がかけているスマートグラスには、本社から送られる情報が常時表示されています。
そのため、慣れない作業者には時にじゃまに感じてしまうこともあります。
これは慣れによって改善されるものだと考えます。

意外な効果

導入前には想定していなかった意外な効果もありました。

社内の加工工程の記録

客先での作業を遠隔でサポートするだけでなく、社内で行う加工作業を記録することにも活用できています。
両手を作業に使い続けながら工程を録画できる機能は、社内でも活用できています。

作業風景写真

作業現場

本社でのサポート

ここまでの実際のサポートにより、効果的な運用方法も分かってきました。
お客さまにもメリットは大きいと感じておりますので、ぜひお声がけください。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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