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50KG 軸反転ミキサー修理(食品業界)

2021/04/14 2021/04/14

トキザワ・フードマシン 軸反転ミキサー 軸受け部消化部品交換及び、点検を行いました。

経緯

茂呂製作所での修理実績とスピード感を評価していただき、他社(機麺企業)さまからの口コミでご紹介いただきました。
機械自体はおおよそ20年ほど使用されているようです。
症状としては「製品(製麺した生麺)に黒いものが混じってしまい商品にならない」ということでした。

状況確認

最初に現地に訪問した際、まず異臭・発熱という点が気になりました。
おそらくは軸受け内部に混入物(小麦粉・食塩・水分)などが侵入しているものと推測し、分解して整備することを提案しました。

修理対象のミキサーが工場内天井付近の高さにあったので、専用吊り上げ治具を製作しチェーンブロックで吊り上げて作業を行うという計画です。
高さ制限(機械上部から天井までの距離)がある中で効率良く安全作業ができるように意識しました。
吊り上げ重量約40Kgのホッパーを安定して吊り上げた状態で静止しておけるよう、木材でベース部を安定させ、天井壁の段差を利用して万が一バランスを崩しても壁があって倒れないように工夫しました。

作業工程

修理する機械の周囲に傷がつかないよう養生している写真
1. 作業前の養生作業
分解する部分を吊り上げるための治具装置
2. 専用吊り上げ治具装置
吊り上げて姿をあらわした駆動部
3. 分解時の駆動部(ウォームギア)
分解して姿をあらわした軸受け部
4. 分解時の軸受け部
軸受けフランジを分解したところ
5. 分解時の軸受けフランジ
部品に黒い異物が付着しているところ
6. 分解時の部品(黒く炭化した異物)
部品に黒い異物が付着しているところ
7. 分解時の部品(黒く炭化した異物)
部品をきれいにし、消耗度合いを確認しているところ
8. 部品消耗確認(フランジ内部)
シャフト部の消耗度合いを確認しているところ
9. 部品消耗確認(シャフト部)
ダストシールを新品に交換したところ
10. 新規ダストシール組付け①

ダストシールを新品に交換したところ
11. 新規ダストシール組付け②
軸受けを新品に交換し調整しているところ
12. 新規軸受け組付け調整
13.駆動部再組付け(ウォームギア+グリスアップ)

最初の状況確認時の推測通り、軸受け部に混入物が侵入していました。
異臭・異音・発熱の原因です。
きれいに取り除いた上で部品交換することにより、侵入しにくい状況となりました。

作業日数

計5日

  • ・修理依頼・現地確認(交換部品確認)→ 1日
  • ・部材入荷 → 3日
  • ・分解及び修理作業 → 1.5日
  • ・運転確認 → 0.5日

このうち機械を停止していただいた時間は、現地確認時0.5日・分解及び修理作業・1.5日・運転確認0.5日の計2.5日となります。

防止策

  • ・異物混入が機械に負荷がかかるので、週に一度はカバー類を外し、エアブローにて部品単位で掃除を行う。
  • ・設備を毎日水洗いするとの事なので、月に一度、歯車及びチェーンへの給油を推奨しました。

作業を終えて

今回の作業の中で、茂呂製作所の特長を活かすことができました。

  • ・機械メーカが存在しない設備に対しても柔軟かつ的確な診断と修理対応ができる
  • ・設置条件が悪くても専用工具や治具を即制作できるので対応可能
  • ・困ったに対しての即座の対応で生産停止時間を極限まで少なくすることが可能

<お客さまの声>

  • ・茂呂製作所はとにかく何とかしてくれる!
  • ・それが夜間であっても修理してもらえたので翌日の朝から生産復旧ができた。
  • ・即日の報告や修理内容の説明とアドバイスの報告書をいただけたので、今後の設備管理に活かせます。

お客さまに喜んでいただくことができました。
茂呂製作所では、現場の状況に応じてさまざまな対応方法を提案しています。
まずはご希望をお聞かせください。